一般目標
日本産婦人科学会専門医認定制度に基づいて、卒後5年間で産婦人科の診療を行う上で必要な問診、診察、検査を行い、適切な治療を選択できるとともに患者 ・家族に説明できる知識・技能・態度を身に付ける。
行動目標(日本産婦人科学会専門医認定制度研修ノートより抜粋)
産科婦人科共通項目
- 産婦人科診療に必要な事項を含む問診ができる。
- 産婦人科的診察を適切に実施し、所見を具体的に説明できる。
- 診療に必要かつ十分な検査を実施あるいは依頼し、その結果を評価、説明できる。
- 治療のための注射、穿刺の適応、内科的治療、外科的治療の適応を決定し、実施できる。
産科・周産期
- 妊婦を診察し、正常経過妊娠の評価を行い管理できる。
- 異常妊娠の病態を理解し、診断、治療できる。
- 偶発合併症妊娠の病態を理解し、診断、プライマリケアを行うとともに必要に応じて専門医の協力を得て管理することができる。
- 胎児異常の病態、検査法、処置、予後について説明できる。
- 正常分娩、産褥を管理できる。
- 異常分娩、産褥を早期に診断し 、必要な治療 、処置、手術ができる。
- 娩出時の新生児評価とプライマリケアを実施できる。
- 妊産婦に対する薬物療法の基本を理解し 、薬物動態、薬効 、副作用の特徴を説明できる。
婦人科
- 良性腫瘍について基本的な知識を有し 、治療方針を立て、適正な治療を実施できる。
- 悪性腫瘍について基本的な知識を有し、適正な治療方針を立てることができる。
- 悪性腫瘍の術前、術中、術後の管理ができる。
- 化学療法、放射線療法の患者管理ができる。
- 患者のQOLを尊重し、癌疼痛緩和を含めたターミナルケアができる。
- 性器の位置異常(子宮下垂、脱)の成因を説明でき、適切な治療を実施できる。
- 性器損傷を診断し、その治療を実施あるいは依頼できる。
- 排尿障害の種類を理解し、病態に応じた適切な治療法を実施あるいは依頼できる。
婦人科内分泌
- 若年期から老年期に至る女性性機能の生理について基本的な知識を有し、各検査の適応と意義を理解し、実施できる。
- 種々のホルモン療法の原理、適応、副作用につき理解し、治療を計画し、実施できる。
- 不妊症の原因、診断の進め方、治療法についての知識を有し、説明できる。
- 不育症の原因、診断の進め方、治療法についての知識を有し、説明できる。
感染症
- 性器感染症、性行為感染症の特徴を理解し、診察、検査の結果から診断を確定し、適切な薬物療法を実施できる。
- 産科感染症(母子感染、新生児感染)の特殊性を理解した上で、必要な検査を行い、診断後適正な治療・管理方針を立てられる。