
当院は地域中核病院として救急医療、先端医療の実践、予防医療からリハビリテーションに至るすべての医療を行うべく体制を整備してきました。その中核を担うのが循環器センターです。循環器病とは心臓病(心筋梗塞、不整脈、弁膜症、心不全等)、大動脈疾患、末梢血管障害、高血圧、腎臓病そして脳血管障害(脳梗塞、脳出血等)などの多くの病気を含んでいますが、当センターは心臓、大血管にかかわる循環器疾患に対し、24時間体制で対応しております。最新診療機器を整備し、充実したスタッフ陣を有し、最先端治療の提供に全力で取り組んでいます。
当センターは循環器内科、心臓血管外科の専門医を中心に25名の医師、80名以上の専属看護師、そして手術、検査にかかわる多くの看護師、放射線技師、臨床工学技士、臨床検査技師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などさまざまな職種のメンバーにより構成されています。「ハートチーム」や「包括的心臓リハビリテーションチーム」で定期的にカンファレンスを行い、患者様にとって最適な治療法を選択しています。
冠動脈疾患、不整脈疾患、大動脈疾患を中心に高度な先進的治療とガイドラインに沿った加療法がともに実践可能で、患者様の要望を踏まえ、最適な治療法を選択しています。患者様の負担を少なくしながら、生活する上での質向上を目指します。また循環器診療を将来リードする人材の養成に力を入れており、研究活動と診療の両立を図っています。