
麻酔科医は、手術麻酔管理に必要な技術や幅広い知識を応用することで、救急医療や集中治療でも重要な役割を担っています。当院では、麻酔科が救命救急センター1階の集中治療室(12床)を担当し、24時間体制で救急・集中治療に携わっています。集中治療室では、重症の救急患者様を収容し救命のための治療を行っています。麻酔科医は、重症患者が救急処置室に搬入されたとき、心肺蘇生や呼吸・循環の管理、診断・治療に必要な専門医の招集、治療の優先順位の決定などを行い対応します。集中治療室に入院したら、継続して呼吸・循環・全身の管理を行います。