
副腎とは腎臓の上にのっている小さな器官で、ホルモンを作る働きをしています。副腎に腫瘍ができてホルモンが大量に産生されると、血圧が高くなったり、太ってきたり、糖尿病になるなど様々な症状を呈します。また副腎ホルモンは人間が生きていくために必要不可欠な物質であるため、逆に副腎の働きが悪くなってしまう病気では生命に関わることもあります。副腎の病気は症状がはっきりしないことも多く、見誤られることもしばしばあります。内分泌内科では通常の血液検査の他、ホルモン負荷試験や各種画像診断等を駆使して正確な診断、治療を行っています。