
炎症の強くない胆石症の患者様が対象となります。腹部に3-4ヶ所、小穴を開けて,腹腔内にカメラを挿入し、胆嚢を摘出します。術後在院日数は3-5日程度で、従来の開腹術に比較して短期間で退院が可能です(従来法で7-8日程度)。 しかし強い胆嚢炎を併発した胆石症では、腹腔鏡下での摘出は困難で、無理に施行すると重篤な合併症につながりますので、従来の開腹術の適応となります。 当科での直近の胆石手術症例数は以下の通りです。
腹腔鏡下胆摘 | 開腹胆摘 | |
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2011年 | 90 | 35 |
2012年 | 106 | 30 |
2013年 | 138 | 20 |