学会長挨拶
第44回関東農村医学会開催についてのご挨拶
第44回関東農村医学会学術総会を平成29年7月8日(土)に、オークラフロンティアホテルつくばにて開催する運びとなりました。ここに謹んで開催のご案内をさせていただきます。
当院は昨年、3月に同じ土浦市内ではありますが郊外への新築移転を致しました。改めて地域医療について考えさせられたこともあり、「安心と信頼の地域医療提供体制構築に向けて」を、本学会のメインテーマとし開催することと致しました。
プログラムは、指定シンポジウムI「地域医療連携をいかに構築するか─前方連携と後方連携の問題点を考える」と、公募シンポジウムII「多職種連携を考える─“我が病院の自慢の多職種連携”」を設けました。シンポジウムIでは、各施設の地域医療連携の構築と運用における様々な工夫、もたらされる利点と問題点についてなど、大いにディスカッションして頂ければ幸いです。シンポジウムIIにおいては、今日の医療のキーワードである多職種連携を取り上げました。個々の施設においてハード面・ソフト面での種々の制限が在る中で、様々な工夫と努力により他に“誇れる”、多職種連携を運用して成果を上げておられる施設から、そのノウハウについてご発表頂ければと考えております。
一般演題につきましては例年通り、農村医学、地域医療、公衆衛生など幅広い分野からのご応募をお待ちしております。
特別講演として、80歳で3度目のエベレスト登頂に成功した、プロスキーヤー・冒険家の三浦雄一郎氏に、“やめる勇気、やり遂げる心~エベレスト山頂を目指して~”のタイトルで特別講演を賜わることとなっております。
活発な意見交換と交流の場となるこの機会に、多くの皆様にお集まり頂ければ誠に幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
第44回関東農村医学会学術総会 学会長 家坂義人
総合病院土浦協同病院 院長