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診療科案内 Specialty guidance 診療科案内Specialty guidance

救急集中治療科

 救急集中治療科は、24時間365日発生する重症患者さんに対して迅速に適切な医療を提供します。現場から救急搬送される患者さん以外にも他病院からの転院や院内急変した患者さんなどの治療も担います。重症救急要請事案に対してはドクターカー(ラピッドレスポンスカー)や茨城県防災ヘリで現場に出動し、病院前での治療介入も開始します。

 

 当科が担当する疾患は心肺停止・多発外傷・重症感染症・広範囲熱傷・中毒・環境異常(熱中症や低体温症)など多岐にわたります。重症COVID-19肺炎の治療も担当しています。さまざまな臓器サポートを併用した呼吸・循環管理などに加えて必要に応じて各専門診療科と連携しながら高度な集学的治療を提供します。また日本DMATチームとして広域災害時には被災地への診療支援も行います。

 

 救急集中治療科に専従する医師の多くは救急医療に加えて外科(Acute Care Surgery)や麻酔科などのサブスペシャリティを持ち、それぞれの専門知識を十分に備えております。当科ではショックに対する初期蘇生の一環として体幹部の外傷手術や内因性疾患の緊急手術、緊急麻酔などを迅速に適切なタイミングで実施し、その後の集中治療管理まで一貫して担当します。2022年度は救急外来での超緊急手術も含めて当科で300件の手術を行なっています。

 

 

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