• 【会 期】 平成26年(2014年)11月13日(木)~14日(金)
  • 【会 場】 つくば国際会議場(エポカルつくば)
  • 【学会長】 藤原 秀臣(総合病院 土浦協同病院 名誉院長)
第63回日本農村医学会学術総会開催の御礼

 この度、第63回日本農村医学会学術総会を11月13日、14日の二日間に亘ってつくば市で開催させていただきました。天候にも恵まれ、韓国からの参加者も含め1,500名余の皆様にご参加いただき盛会裏に学会を閉じることができましたことを厚く御礼申し上げます。
 今回の学会のメインテーマは「地域の創生と農村医学―コミュニティーにおける医療と農業」とさせていただきました。医療は、社会の基盤である人間の生命を守り、健康を維持する使命がありますし、農村には日本社会の原型として人間の生活と精神を豊かにする温かいコミュニティーが存在しなければなりません。そして、コミュニティーの創生と包括的地域医療の構築は日本農村医学会の根幹に関わるものでもあります。私ども土浦協同病院は900床の地域中核病院として救急医療、高度先進医療、地域密着型医療を展開しておりますが、現在800床の新病院を移転新築中で間もなく27年10月に竣工予定になっております。新病院の建設コンセプトとしましては、地域と一体化した開かれた病院として、地域住民の健康を守る医療の拠点であると同時に、経済活性化、自然環境の保全を視野に、入れた「メディカル・エコタウン」(医療環境経済都市)の創生を掲げています。
 今回の学会ではあらゆる職種の皆様から多彩で興味深い一般演題450題のご発表をいただきました。そして各界で画期的な活躍をなさっておられる方々による特別講演2題、教育講演1題、文化講演1題、市民公開講座1題が企画され、それぞれに高い評価をいただきました。特に山海嘉之先生のご講演ではロボットスーツHALの画期的な工学技術と斬新な理念に基づく世界的な業績が聴衆の皆様に大きなインパクトを与えました。その他、シンポジウム2題、ワークショップ6題、ランチョンセミナー12題でも二日間に亘り有意義な発表や熱心な討議が行われました。大会初日の懇親会では、地元・石岡祭りで各町内が競いあう民族文化財の「石岡囃子」の中でも最も評判高い「守横連」にご出演いただき大変ご好評をいただきました。
 何よりも参加者の皆様が今回の学会を楽しまれ、それぞれに研鑽され、茨城の自然にも触れたいただき、当院職員が総力を挙げて取り組んだ学会運営にもご満足いただけましたことに対しまして心より深く感謝申し上げます。

平成26年11月17日
第63回日本農村医学会学術総会
学会長  藤原 秀臣

2014/11/17
学会長からの開催の御礼を掲載いたしました。
2014/11/7
セグウェイの試乗体験を実施いたします。
(※普通自動車免許のご提示が必要です)
2014/10/1
プログラムを更新いたしました。
2014/9/24
各種会議・委員会参加者の方へ座長/演者の方へを更新いたしました。
2014/8/11
演題採択一覧を掲載いたしました。
2014/8/11
日程表とプログラムを更新いたしました。
2014/5/23
演題登録を締切りました。
2014/5/13
演題登録の締切日を延長いたしました。
2014/3/14
演題登録を開始いたしました。
2014/3/3
ホームページを公開しました。