メニュー

病院案内 Hospital information 病院案内Hospital information

血管造影検査(アンギオグラフィ)

 

血管造影検査とは

 造影剤という薬を血管内に注入し、 特殊な画像解析を行うと血管だけを 観察することが出来ます。血管造影 では、直径3ミリほどの柔らかい管 (カテ-テル)を目的の血管へ挿入後、 造影剤を注入して血管の検査・治療を 行います。外科的な手術に比べ侵襲性が 少なく、患者様への負担が少ないのが 特徴です。

血管造影の注意点

 造影剤を用いるため、吐き気、発疹、ショック症状等の副作用がでる可能性があります。副作用がでた場合は、早急に処置しますのでご安心ください。 カテーテルを挿入した部位は出血や血腫を形成しやすいため、圧迫と固定をする必要があります。

主な検査・治療

 

1.頭頸部血管造影

検査:
主にくも膜下出血などの脳内出血や 脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤の評価を 行います。
治療:
コイルと呼ばれる太さ数ミリの金属を 脳動脈瘤内に留置し、動脈瘤が破裂 することを防止するコイル塞栓治療を 行っています。また、頚部血管の細くなっている部分に網状の金属管(ステ ント)を留置することで血管腔が細くなることを防ぎ、血流を正常に保つCASという治療も行われております。県内でも有数の治療実績があります。

 

2.心臓カテーテル検査

 心臓を栄養する血管は、冠状動脈と呼ばれ ます。この血管の流れが悪くなると、心臓の 筋肉に十分な血液が行き渡らなくなります。 これが“狭心症”と呼ばれる病気です。この 状態がひどくなると“心筋梗塞”という病気になります。カテ-テルを冠状動脈まで到達させ て造影剤を注入することで、心臓の血行状態を 検査することができます。 心筋梗塞などの病気に対しては、バルーン付きカテーテルやステントを用いたカテーテル治療を行っています。その他にも、心臓ペースメーカーや植え込み型除細動器の挿入、カテーテルアブレーションと呼ばれる不整脈の検査・治療が多く実施されています。特にカテーテルアブレーションの治療件数は現在までに6,000 例を超え、日本有数の治療実績があります。

 

3.胸腹部血管造影

 “腹部”には、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、子宮などたくさんの臓器があります。目的の臓器までカテーテルを到達させ、造影剤を注入します。 当院では、肝臓癌を栄養源となっている血管を 塞栓する治療や、胸腹部の外傷性出血、消化管 出血等の出血原因となっている血管を塞栓する治療を行っています。

4.四肢血管造影

 四肢の血管が狭窄している部位に対して、バルーン付きカテーテルやステントを用いて血液の流れを改善させる治療を行っています。

検査・治療件数(2014年度)

  • 1.頭頸部血管 188件
  • 2.心臓 1,835件
  • 3.胸腹部血管 128件
  • 4.四肢血管 50件
  • 5.その他 172件

使用機器

  • 1.SIEMENS社製 AXIOM Artis dBA TWIN 1台
  • 2.PHILIPS社製 Allura FD 10/10 3台
  • 3.PHILIPS社製 Allura FD 20/15 1台
  • 4.東芝 社製 Infinics Celeve-I INFX8000V 1台 新装置

2016年3月稼働

  • 1.PHILIPS社製 Allura FD 10/10 3台
  • 2.PHILIPS社製 Allura FD 20/15 1台
  • 3.東芝社製 Infinics Celeve-I INFX8000V 1台

新装置の特徴

1.被曝低減

 同一メーカー従来機器と比較し、最大73%の被曝低減をしつつ従来以上の高画質を実現しました。

2.大型マルチモニター

 多くの画像情報を同時に表示することが可能で、レイアウトの変更も容易に可能で微細な血管やステント・コイル塞栓物質などを鮮明に描出することができます。

3.MR/CT roadmap

 MRIやCTを用いた3Dのロードマップ機能が追加され、これにより血管3D画像の撮影が不要で造影剤量の低減が可能となっています。

画像提供:PHILIPS

 このように、新しい機器の導入により広範囲の撮影が可能で、被曝や造影剤量を必要最小限に抑えながらも高水準の画像を提供し、診断や治療の向上に努めています。

ページトップへ