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緊急手術

緊急手術

 当院は救命救急センターを擁しているため腹部外傷、急性腹症などの緊急手術も多く、2019年は年間246例の緊急手術を行っています。これは全手術症例1100件の22.4%に相当します。3次救急を行っているため重篤な患者さんも搬送されてきます。救急集中治療科による蘇生術、放射線科による血管造影と止血術、外科による開腹手術、これらがシームレスに行われて患者さんの救命に当たっています。新病院には手術室内にCT撮影装置血管造影装置が設けられているハイブリッド手術室と呼ばれる特殊な部屋があるため、これまでのように患者さんを移動する時間的ロスが無く診断と治療が出来るようになりました。血圧が保てず危険な状態の患者さんの場合、救急外来から直通エレベーターでハイブリッド手術室に搬送し、CTで診断し、血管造影で大きな出血を止め、その場で開腹手術が出来ます。

 一方急性虫垂炎や上部消化管穿孔、腸閉塞などでは症例により腹腔鏡による手術を行い患者さんの負担を軽減しています。

 

 

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