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尿路結石症

尿路結石症は尿の通り道に結石ができて様々な症状を起こす病気です。結石の成分を調べてみると蓚酸カルシウムやリン酸カルシウムなどのカルシウムを含む結石が約80%と最も多く、細菌感染が原因でできるリン酸マグネシウムアンモニウムを含む結石は約15%にみられ、その他には尿酸結石、シスチン結石などがあります。

結石ができやすくなる病気には尿路感染症、尿流の停滞、長期の臥床生活、カルシウム代謝異常、蓚酸代謝異常、尿酸代謝異常、シスチン代謝異常などがありますが、多くの場合は原因不明です。最近では食生活との強い関連が指摘されており、食事内容の欧米化に伴い本症の頻度は増え続けていると考えられています。特に、動物性タンパク質の多いもの(肉類、魚)、シュウ酸の多いもの(チョコレート、たけのこ、ほうれん草、コーヒー、紅茶、ビール等)および塩分、脂肪の多いものなどを極端に多く摂取すると結石ができやすくなります。

症状としては主に片側の腰から側腹部、下腹部にかけての強い疼痛発作が有名ですが、血尿や頻尿、排尿時の痛みなどを伴うこともあります。また、尿管に結石がつまって尿の流れが悪くなると非常に高い熱を伴う腎臓の感染症(結石性腎盂腎炎)や腎臓の萎縮を起こすことがあります。

尿路結石の治療は結石の大きさや位置、結石のある側の腎機能によって決まります。小さな結石で自然に排石が期待できる場合には内服薬を併用しながら経過をみます。結石が大きくて自然排石が期待できない場合には体外衝撃波結石破砕術(ESWL)、経皮的腎結石除去術(PNL)、経尿道的尿路結石除去術(TUL)などの方法でほぼすべての尿路結石が破砕できます。膀胱に落ちた後に膀胱内で大きく成長した場合には、経尿道的に内視鏡で破砕しています。

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