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リンパ節の異常

リンパ節の異常とはすなわちリンパ節の腫脹のことです。腫瘍性と炎症性(非腫瘍性)に大別されますが、臨床症状だけからの鑑別は困難であることが少なくありません。

炎症性の場合、大部分はウイルス感染によると考えられ、かぜ症状に加えてリンパ節が腫脹するという具合です。このような場合にはほとんど自然消退しますので、急性期の発熱や疼痛を対症的にコントロールするのみで十分です。

一方、腫瘍性(悪性リンパ腫など)の場合は、増悪と消退を繰り返しつつもほぼ確実に進行するため、抗癌剤による化学療法が必要です。この2つを鑑別するためには、腫脹リンパ節の生検(病理検査のために外科的に摘出すること)が必須です。

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